2013宝塚記念木曜事前見解
宝塚記念木曜事前見解
◆小頭数阪神内回り戦
今年は小頭数となりました。阪神内回り中距離戦は2000m、2200m。番組多いのは2000m戦です。
過去5年(2008年~2012年)阪神内回り2000m戦は154レースありました。
1人気:43-24-27-60複勝率61%
2人気:34-26-27-67複勝率56.5%
3人気:25-24-21-84複勝率45.5%
当日12頭未満は68レース
1人気:19-14-14-21複勝率69.1%
2人気:16-14-13-25複勝率63.2%
3人気:15-8-7-38複勝率44.1%
※参考東京芝2000m
1人気2人気3人気複勝率(72.2%:52.3%:44.3%)
1人気2人気3人気複勝率(82.7%:57.3%:53.3%)*12頭立てまで
阪神2000m戦は12頭立て以下になると1人気2人気馬の複勝率が大きく上がります(3人気馬はかわらず)。参考東京コースは12頭立て以下になると1人気馬が10%以上上がります。
人気差し馬が捌き易くなり紛れが少なくなります。馬場傾向に合った1人気2人気馬は信頼できるレースとなるでしょう。
◆3強短評
オルフェーブル出走なら軸馬はこの馬で良かったレースですが残念ながら回避。G1馬3頭が3強模様となります。各馬の死角は以下。
・フェノーメノ:阪神コース初
・ジェンティルドンナ:ドバイ帰りで休み明け、初の56K
・ゴールドシップ:高速良馬場
この中ではゴールドシップが最も不安でしょう。今年の天皇春は高速芝ではありましたがオルフェーブル負けた昨年よりは速くありませんでした。上がりかかった36.3で取りこぼしました。要因は200m~1400mまで11秒台のLAP続きここで既に追走一杯だったのいう事でしょう。良馬場の天皇秋は買えない馬の判断でしたがまさかの3000m超での敗退。今週レコードに近い時計が出る阪神芝なら3強の中では最も危ない馬。渋れば評価上がりますが今週天気予報は金曜日雨で土・日は曇りと微妙。
ジェンティルドンナ:ドバイSC2着から国内使わずここ。4歳時ブエナビスタは同じドバイSC2着からVマイル1着経由でここでした。ブエナビスタは先行して最後ナカヤマフェスタに差されて2着。実績からは3歳JC優勝馬と過去最高の実績牝馬ですのでブエナビスタ以上の評価となります。仕上がりと成長力となりますが普通に考えれば負けてはいけない馬。過去15年で3人気以内に支持された3ケ月以上休み明け馬は有馬記念以来の2005年5歳ゼンノロブロイ2人気3着、2003年4歳シンボリクリスエス1人気5着と人気以下の着順。両馬とも藤沢厩舎で年明け初戦宝塚記念を1回叩いておく戦略ならあまり参考にはならないでしょう。
フェノーメノ:前走長いと危惧された3200mもキッチリ折合い4角2番手から完勝といっていい競馬。右回りより左回り、3000mより2000m前後の評価を大きく覆しました。JC5着考えるとコーナーで息入りやすい中山・阪神の方がベストの可能性ありそうです。セントライト記念・日経賞優勝から坂コースも得意なら王道ステップ経由で本命◎打ちやすいのはこの馬となります。あとは直線32秒台でる異常な高速でなければ。
速い良馬場、かかる良馬場、渋馬場のどの馬場になるか。速い良馬場ならゴールドシップはマイナスで渋馬場ならフェノーメノ、ジェンティルドンナはややマイナス。速い良馬場になればジェンティルドンナ・フェノーメノの2頭軸で良さそうですが。。。。
◆穴馬の出番は?
過去15年で当日単勝10倍以降の穴馬成績は5-5-4-136複勝率9.3%。
年齢別では4歳~6歳で複勝率10%前半と年齢別差はありません。ここ組で重視すべきは2011年まで中3週ステップだった金鯱賞経由組2-2-2-28複勝率17.6%。
2011年3着馬アーネストリーは6人気で優勝、2008年勝ち馬Eデピュティは5人気優勝・7着経由インティライミが11人気3着、2003年2着経由ツルマルボーイは8人気2着、2000年優勝経由メイショウドトウは6人気2着・2着経由ジョービッグバンは9人気3着。
昨年から金鯱賞消滅で中2週の鳴尾記念に変わりました。昨年鳴尾記念2着したショウナンマイティが3着来ましたがこの馬は当日6人気も単勝8.9倍の人気でした。同じ阪神内回りのステップは1997年から1999年の3回が同じです、当時は宝塚記念自体7月上旬開催でした。この3年で中2週鳴尾記念経由・単勝10倍以降は2頭3着確保しています(1999年ステイゴールド、1998年ダンスパートナー)。この3年で単勝10倍以降3着以内入線は3頭だけと穴馬中心ステップ。この時期気温上昇と共に夏競馬の様相となるなら鳴尾記念余力ある走りした上位入戦馬は使われた強みで侮れません。
鳴尾記念経由で最も怖かった馬は3ケ月半振りの競馬で2着したエクスペディションでしたが登録なし。2着馬と1K重い中タイム差なし3着がダノンバラードです。この馬は年明け冬に3回使いましたが前走鳴尾は2ケ月半振りと間空けてきたのは好感もてます。阪神内回りは2000m重賞2回で1-0-1-0なら最も合うコースでしょう。推奨穴馬候補はローテション、コース適正でダノンバラード。3強の1角が不可解に崩れたなら持ち上がり3着はあるかもしれません。ダノンバラードと0.1差だった5着スマートギア:既に目標がどこか分からない馬となりましたが年明け4走目なら無理づかいではありません。一昨年のようにサマーシリーズ小倉・新潟が最後の稼ぎどこかもしれませんがここは目一でしょう。
あとは展開面で単騎逃げ確定のシルポート:2000m以上良績ないですが3強早仕掛けしないなら好位組、中団組よりはこちらの極端型が残る可能性も一考。。。
◆枠順確定&総括
1枠 1番 ヒットザターゲット 58 福永 祐一
2枠 2番 タニノエポレット 58 浜中 俊
3枠 3番 フェノーメノ 58 蛯名 正義
4枠 4番 ダノンバラード 58 川田 将雅
5枠 5番 シルポート 58 酒井 学
6枠 6番 トーセンラー 58 武 豊
6枠 7番 スマートギア 58 松山 弘平
7枠 8番 ナカヤマナイト 58 柴田 善臣
7枠 9番 ローゼンケーニッヒ 58 C.ウィリアムズ
8枠10番 ゴールドシップ 58 内田 博幸
8枠11番 ジェンティルドンナ 56 岩田 康誠
最終11頭立てとなりました。前走目黒記念で外目競馬で結果出した1番ヒットザターゲット:元々勝ちパターンは内枠引いてラチ沿い追走して脚溜める競馬ならこの馬は1割増の評価となります。
・阪神内回り2000m傾向からは小頭数になれば差し馬捌きやすく不利なく1人気2人気信頼感高い
・速い良馬場ならフェノーメノ、ジェンティルドンナのセット勝負が無難に見えます。渋れば一気にゴールドシップ台頭。
・単勝10倍以降の穴馬なら1997年~1999年傾向から中2週鳴尾記念組重視。夏競馬入る時期で無理使いしていない鳴尾上位入線馬、今年はダノンバラードがコース適正加味して推奨穴馬候補。
◆小頭数阪神内回り戦
今年は小頭数となりました。阪神内回り中距離戦は2000m、2200m。番組多いのは2000m戦です。
過去5年(2008年~2012年)阪神内回り2000m戦は154レースありました。
1人気:43-24-27-60複勝率61%
2人気:34-26-27-67複勝率56.5%
3人気:25-24-21-84複勝率45.5%
当日12頭未満は68レース
1人気:19-14-14-21複勝率69.1%
2人気:16-14-13-25複勝率63.2%
3人気:15-8-7-38複勝率44.1%
※参考東京芝2000m
1人気2人気3人気複勝率(72.2%:52.3%:44.3%)
1人気2人気3人気複勝率(82.7%:57.3%:53.3%)*12頭立てまで
阪神2000m戦は12頭立て以下になると1人気2人気馬の複勝率が大きく上がります(3人気馬はかわらず)。参考東京コースは12頭立て以下になると1人気馬が10%以上上がります。
人気差し馬が捌き易くなり紛れが少なくなります。馬場傾向に合った1人気2人気馬は信頼できるレースとなるでしょう。
◆3強短評
オルフェーブル出走なら軸馬はこの馬で良かったレースですが残念ながら回避。G1馬3頭が3強模様となります。各馬の死角は以下。
・フェノーメノ:阪神コース初
・ジェンティルドンナ:ドバイ帰りで休み明け、初の56K
・ゴールドシップ:高速良馬場
この中ではゴールドシップが最も不安でしょう。今年の天皇春は高速芝ではありましたがオルフェーブル負けた昨年よりは速くありませんでした。上がりかかった36.3で取りこぼしました。要因は200m~1400mまで11秒台のLAP続きここで既に追走一杯だったのいう事でしょう。良馬場の天皇秋は買えない馬の判断でしたがまさかの3000m超での敗退。今週レコードに近い時計が出る阪神芝なら3強の中では最も危ない馬。渋れば評価上がりますが今週天気予報は金曜日雨で土・日は曇りと微妙。
ジェンティルドンナ:ドバイSC2着から国内使わずここ。4歳時ブエナビスタは同じドバイSC2着からVマイル1着経由でここでした。ブエナビスタは先行して最後ナカヤマフェスタに差されて2着。実績からは3歳JC優勝馬と過去最高の実績牝馬ですのでブエナビスタ以上の評価となります。仕上がりと成長力となりますが普通に考えれば負けてはいけない馬。過去15年で3人気以内に支持された3ケ月以上休み明け馬は有馬記念以来の2005年5歳ゼンノロブロイ2人気3着、2003年4歳シンボリクリスエス1人気5着と人気以下の着順。両馬とも藤沢厩舎で年明け初戦宝塚記念を1回叩いておく戦略ならあまり参考にはならないでしょう。
フェノーメノ:前走長いと危惧された3200mもキッチリ折合い4角2番手から完勝といっていい競馬。右回りより左回り、3000mより2000m前後の評価を大きく覆しました。JC5着考えるとコーナーで息入りやすい中山・阪神の方がベストの可能性ありそうです。セントライト記念・日経賞優勝から坂コースも得意なら王道ステップ経由で本命◎打ちやすいのはこの馬となります。あとは直線32秒台でる異常な高速でなければ。
速い良馬場、かかる良馬場、渋馬場のどの馬場になるか。速い良馬場ならゴールドシップはマイナスで渋馬場ならフェノーメノ、ジェンティルドンナはややマイナス。速い良馬場になればジェンティルドンナ・フェノーメノの2頭軸で良さそうですが。。。。
◆穴馬の出番は?
過去15年で当日単勝10倍以降の穴馬成績は5-5-4-136複勝率9.3%。
年齢別では4歳~6歳で複勝率10%前半と年齢別差はありません。ここ組で重視すべきは2011年まで中3週ステップだった金鯱賞経由組2-2-2-28複勝率17.6%。
2011年3着馬アーネストリーは6人気で優勝、2008年勝ち馬Eデピュティは5人気優勝・7着経由インティライミが11人気3着、2003年2着経由ツルマルボーイは8人気2着、2000年優勝経由メイショウドトウは6人気2着・2着経由ジョービッグバンは9人気3着。
昨年から金鯱賞消滅で中2週の鳴尾記念に変わりました。昨年鳴尾記念2着したショウナンマイティが3着来ましたがこの馬は当日6人気も単勝8.9倍の人気でした。同じ阪神内回りのステップは1997年から1999年の3回が同じです、当時は宝塚記念自体7月上旬開催でした。この3年で中2週鳴尾記念経由・単勝10倍以降は2頭3着確保しています(1999年ステイゴールド、1998年ダンスパートナー)。この3年で単勝10倍以降3着以内入線は3頭だけと穴馬中心ステップ。この時期気温上昇と共に夏競馬の様相となるなら鳴尾記念余力ある走りした上位入戦馬は使われた強みで侮れません。
鳴尾記念経由で最も怖かった馬は3ケ月半振りの競馬で2着したエクスペディションでしたが登録なし。2着馬と1K重い中タイム差なし3着がダノンバラードです。この馬は年明け冬に3回使いましたが前走鳴尾は2ケ月半振りと間空けてきたのは好感もてます。阪神内回りは2000m重賞2回で1-0-1-0なら最も合うコースでしょう。推奨穴馬候補はローテション、コース適正でダノンバラード。3強の1角が不可解に崩れたなら持ち上がり3着はあるかもしれません。ダノンバラードと0.1差だった5着スマートギア:既に目標がどこか分からない馬となりましたが年明け4走目なら無理づかいではありません。一昨年のようにサマーシリーズ小倉・新潟が最後の稼ぎどこかもしれませんがここは目一でしょう。
あとは展開面で単騎逃げ確定のシルポート:2000m以上良績ないですが3強早仕掛けしないなら好位組、中団組よりはこちらの極端型が残る可能性も一考。。。
◆枠順確定&総括
1枠 1番 ヒットザターゲット 58 福永 祐一
2枠 2番 タニノエポレット 58 浜中 俊
3枠 3番 フェノーメノ 58 蛯名 正義
4枠 4番 ダノンバラード 58 川田 将雅
5枠 5番 シルポート 58 酒井 学
6枠 6番 トーセンラー 58 武 豊
6枠 7番 スマートギア 58 松山 弘平
7枠 8番 ナカヤマナイト 58 柴田 善臣
7枠 9番 ローゼンケーニッヒ 58 C.ウィリアムズ
8枠10番 ゴールドシップ 58 内田 博幸
8枠11番 ジェンティルドンナ 56 岩田 康誠
最終11頭立てとなりました。前走目黒記念で外目競馬で結果出した1番ヒットザターゲット:元々勝ちパターンは内枠引いてラチ沿い追走して脚溜める競馬ならこの馬は1割増の評価となります。
・阪神内回り2000m傾向からは小頭数になれば差し馬捌きやすく不利なく1人気2人気信頼感高い
・速い良馬場ならフェノーメノ、ジェンティルドンナのセット勝負が無難に見えます。渋れば一気にゴールドシップ台頭。
・単勝10倍以降の穴馬なら1997年~1999年傾向から中2週鳴尾記念組重視。夏競馬入る時期で無理使いしていない鳴尾上位入線馬、今年はダノンバラードがコース適正加味して推奨穴馬候補。
2012-12-20 :
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